逆流性食道炎に玉ねぎは大丈夫?

逆流性食道炎の人が玉ねぎを食べるのはNGになります。

玉ねぎにはアリシンという刺激成分があり、
解毒作用と疲労回復効果がありますが、
刺激もあるので胃痛を引き起こします。

玉ねぎの殺菌作用が胃に過度な刺激を与えてしまうのです。

ただし、アリシンの刺激は過熱すると弱まります。

では、火を通せば食べられる様になるか?ですが、
あくまでもアリシンの刺激が弱まるだけで、
アリシン自体は火を通しても残っていますので、
胃が弱いのでしたらおすすめはできません。

春先に出回る新玉ねぎもNGです。
特に生食が胃に悪いので、旬の野菜ですが我慢しましょう。


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玉ねぎは胃痛の他にどんな症状が出る?

逆流性食道炎の人が玉ねぎを食べると、胃痛以外にも、
胸やけ、吐き気、下痢、喉の詰まりなどが起こります。

その多くの症状は一時的なものでおさまります。

特に脂肪の多い牛肉と玉ねぎを組み合わせた料理は最悪で、
症状が強く出てきます。

特に、吐き気と喉の詰まった感じが顕著に出て、
気分が優れない状態が続きます。

牛肉と玉ねぎの炒め物に、辛み成分の含まれた焼き肉のたれを
つけて食べると更になる追い打ちをかけます。

玉ねぎは優れた殺菌作用がある

玉ねぎは硫黄化合物という成分が含まれており、その成分の中にアリシンという
「にんにく」と同じ成分が含まれています。特有の強烈なにおいのもとになる成分です。

このアリシンには、サルモネラ菌やチフス菌、コレラ菌に対して抗菌作用を示し、
風邪や食中毒の原因となる細菌(連鎖球菌、ブドウ球菌)にも抗菌作用があります。

にんにく、玉ねぎ、ニラ、ネギの中にある「アリイン」が傷つけられると、
酵素アリナーゼの作用によって「アリシン」が生成されます。

アリシンはこのアリインが変化してできる成分です。

アリシンを含む野菜は?

アリシンが多く含まれる野菜は、ニンニク、エシャロット、
タマネギ、あさつき、ニラ、らっきょう、長ネギ
などです。

どの食品も香り成分であるアリシンが含まれているため、
においが強いものばかりです。

上記で挙げた野菜の全ては、逆流性食道炎では食べてはいけない野菜となります。

中でも特に多く含まれているのは、ニンニクです。ニンニクを使った
パスタなんかは、ニンニクが入る上に油を使ったり、麺が消化悪かったり、
ベーコンの様な加工肉を使う場合もあり、それぞれが重なり合うパスタは、
逆流性食道炎の天敵と言えるでしょう。

もし、パスタを作るならソースはスープにして油とニンニクを使わず、
麺は通常の倍近い時間茹でて柔らかくするなど工夫が必要です。

胃が健康な人でも、アリシンの殺菌効果は体内に存在する良い菌と悪い菌の両方を
排除してしまう強力なものであるため、過剰摂取すると胃腸内の善玉菌類を攻撃して、
胃腸障害を引き起こします。

玉ねぎは、絶対にダメ?

玉ねぎは、水に長時間さらしたり、塩で揉んでもんだり、
水で何度も洗ったりなどした上で加熱したとしても
辛みは抜けきれていないので胃痛は起こります。

結局のところ胃が弱っている時は、玉ねぎは
食べないほうが良いという結論に至ります。


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玉ねぎによる胃痛はどれくらい続く?

逆流性食道炎で胃が弱っている人が、玉ねぎを食べると直後に胃痛が起こります。

その痛みは、1日~2日程度まで続きます。

また、その後も胃を刺激する食べ物を立て続けに食べてしまうと、
連鎖で胃痛が止まらなくなってしまいます。

胃痛は、結構な激痛になりますが、胃に優しい食べ物を
食べていれば自然とおさまります。

各料理に入れる玉ねぎは代替えで対応する

常備している野菜としての代表格である玉ねぎは、
和、洋、中、多国籍とどの国の料理にも対応出来る万能野菜です。

生でも炒めても煮込んでも揚げても、どの料理法で
使用しても美味しい変幻自在な野菜ですが、
逆流性食道炎の人は、そのエース格の玉ねぎを料理の具材から外さなければなりません。

その決断を迫られます。

多くの料理の絶対的エースではありますが、
胃の健康が第一である以上は、代わりの野菜で対応するのが得策です。

今回は、2つの定番料理の代替え例を挙げてみました。

・親子丼

玉ねぎの代わりに、白菜、キャベツ、チンゲン菜

親子丼を作る際の鶏肉の脂肪は取り除きましょう。

・ハンバーグ

玉ねぎの代わりに、ニンジン、キャベツ、白菜の芯、レンコン、豆腐

ハンバーグは、豚の赤身や鶏肉で作れば、食べられます。

まとめ

玉ねぎの代わりとなる野菜は、探せば結構あります。

玉ねぎが入らないなら、「その料理は諦めよう・・・」ではなく、
何の野菜が適切かどうか、色々と試してみると良いでしょう。

逆流性食道炎は、普通の人が食べているレシピの常識にとらわれないことが大切です。
いくらでも代わりはあるので、自分だけのオリジナルアレンジを築きあげていきましょう。