逆流性食道炎は自然に治る?

逆流性食道炎は、一度かかると自然に治るのは極めて難しい病気です。

その根拠として、日頃の生活の乱れが引き起こす病気だからです。つまり、逆流性食道炎になる様な事をしてきた結果として病気にかかるわけですから、その原因の引き金を作ってきた自分の私生活を改めないことには治ることは難しいと考えられます。

原因というものは自分にしか分からないものです。医師は薬を処方してくれますが、原因の追及までは細かくしてくれないケースの方が多いです。

医師は、あなたがどんな私生活を送っているか、何を食べてきたか、など普段一緒に過ごしているわけではないので、知るわけがありません。

医師は、逆流性食道炎が一般的に何が原因でなるかは熟知していますが、それが個人個人において何が原因でそうなったかまで的確に当てることは容易ではないでしょう。

病院というものは、1日に何人もの患者を抱えており、あなた一人の為に掛けられる時間というものは限られています。ゆっくり話す機会がなかなかないもので、精度の高い原因の特定にまで至ることは難しいです。

だからこそ全ては自分で、思い当たる節というものを洗い出していく必要があるのです。

何が原因で逆流性食道炎になったのかを振り返り、あらゆる原因を想定して、それらを排除していく努力が必要となってきます。

病気は医師に任せて、全ての責任は病院にありという考え方では、いつまでも治癒に向かっていきません。人任せにすることなく、何が悪かったかを見直して、しっかりと改善に努めるのが使命となってきます。

「なかなか治らずどうすれば良いか分からない」という前に、できることから始めて、あらゆる原因というものを一つ一つ潰していくことで、流れというものは良い方向へ向かうものではないでしょうか。


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逆流性食道炎になるきっかけは?

逆流性食道炎になる理由は人それぞれであり、色んな原因が考えられます。一概に「これ!」といった理由を決めつけることはできません。やはり、個人個人において逆流性食道炎になった過程というものは全く異なります。

逆流性食道炎になった理由の例

  • 毎日の様に甘い菓子パンを食べてきた
  • 間食を摂る機会が多く1回の食事は満腹で食べないと気が済まない
  • ろくに運動もせず食べてすぐ寝るような生活を繰り返してきた
  • 1日中座りっぱなしで、歩く機会が殆どない
  •  

  • 座る姿勢が悪く猫背であり、胃が圧迫して逆流しやすい
  • 間食にお菓子や煎餅やスウィーツなどを頻繁に食べる癖がある
  • 脂肪の多い食事が頻繁だった

私生活の乱れというものが大きく挙げられます。逆流性食道炎になる人は、「まさか自分がなるとは・・・」と、好き勝手に食事している時は、それが悪いことだとは思ってもみないし、先々にどんな弊害をもたらしてしまうのかなんて、知る由もなかったというケースが大半です。

いざ、逆流性食道炎になってみて、この病気の症状の辛さ、食べたいものが食べられなくなるもどかしさ、を身を持って知ることになり、気持ちが初めて引き締まるものです。

逆流性食道炎はすぐ治る病気?

逆流性食道炎がすぐ治るかどうかは、最初に出た症状の重さで決まってきます。強い症状つまり、「チリチリ焼ける様な胸やけ」「ゲップが頻繁に出る(5分に1回)」「口の中が常に酸っぱい」「お腹が空かない、ちょっと食べるとすぐお腹いっぱいになる」など、重症化した場合は、長引く傾向にあります。

重症化すると、症状というものはピタッと治まってはくれません。胃酸抑制剤を飲んだとしても、症状が緩和したとしても、完全に消えることはありません。

完全に症状が消えるまでには、3ヶ月や半年掛かることもあります。仮に半年で症状が落ち着いたとしても、「油料理、甘いもの、刺激物、消化に悪いもの」など食べ物によって再発を繰り返しやすいです。

症状が落ち着いた時に、どこからどこまでの範囲を食べて良いのかの区別が非常に難しく、試しにいくような形となります。そういう意味において、「安定しては再発を繰り返す」という状態が続きます。

逆流性食道炎は一度なってしまうと、症状は落ち着くまでは回復できますが、そこから先の再発という観点を考えますと、すぐ治る病気とは言い難いものがあります。

勿論、逆流性食道炎になった全員がすぐ治らないわけではありませんが、すぐ治らない人達も沢山いらっしゃるので、すぐに治るほど甘い病気ではないと考えることが自然でしょう。


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逆流性食道炎は完治しないのか?

逆流性食道炎は完治しない病気ではありませんが、治らない人は何年経っても治らない厄介な病気であると言えます。

逆流性食道炎は完治というより寛解という言葉が適切でしょう。寛解とは、症状が落ち着いて安定した状態を意味します。

それはつまり、症状が一時的に軽くなったり,消えたりした状態です。このまま治る可能性もありますが場合によっては再発するかもしれないということです。

再発しないようにするために、食事をどこまで制限していくか、そして運動を怠らずに続けていけるか、肥満を解消して胃を圧迫させないようにできるかなど、自らの努力が焦点となってきます。

逆流性食道炎の再発というものは、テキメンであり、特定の食べ物を食べると再発が起こりやすいです。

症状が安定した時に、つい食べたら再発したケースの事例

  • 寿司を食べたら、急に喉が詰まるようになった
  • カレーを食べたら胸が重たくなってきた
  • お好み焼きを食べたら急にゲップが増えてきた
  • グレープフルーツを食べたら酸っぱい液体が口の中に上がってきた
  • カルビを食べたら、喉に引っかかたような感覚が出てきた
  • ケーキを食べたら、胸やけがしてきた

この様な食べ物を食べて症状が顕著に出てしまうと、「あぁ・・・やっぱり治っていないんだな!これはもう気を付けるしかないな!」という気持ちになります。

食べたいものが食べられない苦しみはありますが、日に日に症状が安定してくれば、食べられる範囲というものは広がりをみせてくれるものです。

食事制限は永遠と続き一生食べられないものは食べられないと悲観的にならず、将来的には食べられるようになることを信じて、今できることはしっかりやって治していくことが大事です。

未来とは、過去のやってきた結果の反映です。未来を見据えて、胃酸を多く出すような食べ物は我慢をしましょう。

逆流性食道炎の症状が消えてすぐに、暴飲暴食や食べたいものを好き勝手に食べることをしてしまうと、完全に治りきっていないので、どうしても再発を起こしやすいです。

物事には順序というものがあり、段階的に食べられる範囲を徐々に広げて試していくのが望ましいでしょう。