逆流性食道炎は口臭になる?

逆流性食道炎が原因で口臭になります。

なぜ口臭になるのかと言いますと、胃液が食道に逆流することで、
胃酸の酸っぱい臭いが口の中に広がるからです。

逆流性食道炎の人は、常に胃酸が逆流している状態で、
口の中は臭いが発生する胃酸が常に滞在しています。

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健康な人は、胃と食道の間のフタは胃酸以外にも胃の臭いもしっかりと
ガードしているので胃の臭いが直接口臭として漏れることはありません。

しかし、逆流性食道炎になってしまうと、このフタがしっかりと
閉まっていない状態になるので、胃の臭いも口から漏れて出てきてしまいます。


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これが逆流性食道炎による口臭発生メカニズムです。

「胃と食道の間に備わっているフタ」とは
「下部食道括約筋(かぶしょくどうかつやくきん)」という筋肉です。

この下部食道括約筋は胃から食道に食べ物や胃酸が逆流しないように、
ギュッと締めることでフタの役割をしています。

逆流性食道炎になると、このフタが緩んだ状態です。
フタが緩む原因は、


・油っこいものをよく食べる
・脂肪の多い食事
・普段から食べ過ぎ飲みに過ぎ
・甘い物をよく食べる
・肥満
・猫背など姿勢が悪い
・食べてすぐ寝る
・年齢による胃腸機能の低下
・腰が悪い
・高齢により背中が曲がっている
・胃を圧迫するような姿勢
・きつくベルトなどで締め付ける
・前かがみの姿勢

などなど日常生活で、だらしのない生活を送っていると噴門は緩みやすいです。
噴門を緩めない為には、規則正しい生活だ大事です。

もし、噴門が緩んでしまったら日常生活を改める必要があります。


・肥満であれば、ダイエットして痩せる
・猫背で座っているのであれば、背筋を伸ばして座る様にする
・ベルトやパンツがきついのであれば、緩める様にする
・食事は腹八分目で1日3食で間食はしない
・甘いもの、酒、油っこいもの、脂肪の多い食品、は控えめにする
・食べてから2~3時間は横にならない

などなど注意すべき点は沢山あります。
これらを守らずに好き勝手にしていると、噴門は緩みやすくなります。


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「呑酸(どんさん)」は気づきにくい?

逆流性食道炎と言えば「胸焼け」「ゲップ」が代表的な症状ですが、
その他には「呑酸(どんさん)」があります。

呑酸は、酸っぱい胃酸のようなものが、
のどの奥や口の中にまでこみ上げてくる症状で、

この呑酸が起こったときに、
鼻にツンと来る刺激臭のような口臭がすることもあります。

呑酸は、逆流性食道炎特有の症状で、他の病気で起こりません。

呑酸があり、さらに、酸っぱい刺激臭のような口臭がするなら、
逆流性食道炎になっていると言う事でしょう。

ただ、呑酸は自覚症状を感じにくいです。

自分の口の中が実際は、酸っぱい状況であっても、あえて自分の唾液の味を
確かめる様な事をする人はまずいないので、胃酸が逆流して常に口の中に
胃酸が流れ込んでいても気づかずに過ごしてしまう人も結構います。

「胸やけ」「ゲップ」の様な明らかな症状が出ていると、
やはり「苦しい」「辛い」「異変を感じる」など気付きやすいですが、

その反面、「呑酸(どんさん)」は、明らかなる自覚症状を感じにくいので、
医師から、「最近、口の中で酸っぱい味がしませんか?」などと言われて
初めて気づくケースもよくあります。

逆流性食道炎は、比較的症状が軽いうちは、「呑酸(どんさん)」だけ
だったりするので、気付かないで過ごしてしまう事はあります。

「胸やけ」「ゲップ」「喉のつかえ」など、日常生活に支障をきたすような
症状が出た時には、既に症状が重くなっている時です。

逆流性食道炎は症状が重くなると、
常に「胸やけ」「ゲップ」「喉のつかえ」などが
症状としてつきまとうので日常生活を脅かします。

症状が重い状態にまで行ってしまうと、食べ過ぎない、
消化に良い物を食べる、胃酸を抑える薬を飲むなどしても、
なかなか症状が治まらずに長引いてしまいます。

大事なのは、「呑酸(どんさん)」だけで症状が軽いうちに、
日常生活や食生活を改めて胃酸が逆流しない様にする事です。