逆流性食道炎に大きな打開策はないものか?

こちらのツイートに集約された思いを今回は書いていきます。

逆流性食道炎は、一筋縄では行かない病気です。現状の医療の世界での治療は、プロトンポンプ阻害薬(PPI)の処方でしか対処法がない状況です。

プロトンポンプ阻害薬(PPI)が大きな打開策になるか?と言われれば、プロトンポンプ阻害薬(PPI)を飲み続けても、一向に症状は治まらず薬を飲み続ける生活を余儀なくされている患者が後を絶ちません。

逆流性食道炎になったら、何をすべきなのかを改めて見直す必要性がありそうです。

プロトンポンプ阻害薬(PPI)は、「チリチリと熱く焼けるような胸焼け」「胸が締め付けられるような苦しさ」などの症状を軽減してくれる力はありますが、「ゲップ」「胃もたれ」「喉の詰まり」など慢性的な症状を完全に治してはくれません。

つまり、プロトンポンプ阻害薬(PPI)だけが治療の全てではないということになります。治療している本人の意識改革によって、何かできることはないかを模索していく必要があります。


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逆流性食道炎の小さな打開策をかき集めて大きな打開策を作り出す

逆流性食道炎に良くないとされる生活の注意があります。

例をあげましょう。

  • 食後の過ごし方
  • 食後すぐ横になることはせず、食後最低でも2時間は上半身を起こした体位を保ちます。

  • 食事の量
  • 満腹で食べたりせず、腹八分目に抑える。

  • 体位
  • 腹圧が上がる重量物の持ち上げ、前屈位の姿勢、怒責を伴う作業は避ける。

  • 肥満
  • 内臓脂肪により腹圧が上がるので、体重を減らすようにする。

  • 嗜好品
  • 高脂肪、甘み、酸味の強い食品、香辛料、酒、タバコ、コーヒー、緑茶、チョコレートを控える。

  • 衣服
  • 腹部を圧迫するコルセット、ガードル、帯、ベルトは着用しない。要は腹部を締め付けることはしない。パンツなども緩めのサイズを選ぶ。多少ブカブカくらいでちょうど良い。ぴったりサイズでも、腹部を締め付けている可能性があります。

  • 便 通
  • 便秘にならないようにする。

これらの日常生活の注意点は、代表的なですが、これらの基本を守れないうちは、症状を抑えきれません。これら一つ一つをしっかり守っていくことが大きな打開策に繋がっていくものでしょう。

例えば、タバコは吸っていなくても、飲み会の席などでタバコを吸う人がいたら、その煙を吸うことになります。その煙で症状を悪化させてしまうかもしれません。

小さな打開策として、タバコを吸う人とは付き合わない、或いはタバコを吸わないようにしてもらうとか、とにかく原因となり得るものの排除に努める必要があります。

お酒に関しても然りです。現状の日本は、飲み会や合コンなどでは、お酒で乾杯してコミュニケーションが当たり前になっていますが、そんな中でもお酒を頼まない勇気と信念を貫く覚悟は必要です。

「このぐらいはいい」という気の緩みが、一つ一つ積み重なった時に、大きな反動となって返ってくるリスクというものはあります。

一つ一つの小さな対策かもしれませんが、気を引き締めて対処していくことが成果を実らすことへ繋がるのではないでしょうか。

日常生活は普通の人(逆流性食道炎にかかっていない人)と同じように過ごして、プロトンポンプ阻害薬(PPI)1本に頼っていれば大丈夫との考えを持っていると、薬との付き合いを切れなくなってしまう可能性があります。

とりあえず薬さえ飲んでおけば、その場しのぎにはなるのかもしれませんが、長期的なスパンで考えた時に、体にとって必要とされる胃酸を無理やり抑え続けることが果たして本当に良いことなのかは疑問です。

確かに、食道癌のリスクを抑える意味では一役買っていますが、それ以上の利得というものは見当たりません。

そうなると、最初はプロトンポンプ阻害薬(PPI)の助けを借りるのはありですが、薬と並行して自身が日常生活を注意していくことが、治療改善を前進させる鍵となってくるのではないでしょうか。

事実、薬をただ飲み続けても、ある一定のラインまでしか回復が見込めないケースはよくあります。誰しもが病気から解放され症状0を目指しています。

症状0の状態とは、「ゲップもない」「喉も圧迫しない」「胸やけもない」「苦い水も上がってこない」「お腹も空きやすい」「胃もたれもしにくい」などが条件で、不快な症状が全くなく逆流性食道炎の煩わしさから解放されて、病気そのものを忘れて過ごせることです。

この症状0の状態を目指していくためには、小さな打開策を一つ一つしっかりやっていくことで実現できるのではないかと考えています。

日常生活の注意点をどこまで守っていくかについては、個々の状態は千差万別ですので、自身でラインを作る必要があります。

小さな打開策は小さな点でしかないのかもしれない。でもその点と点を結べばゴールまで最短距離で進むことができるかもしれません。小さな点は大きな威力に変わっていきます。

その小さな点を一つ一つ確実にこなして逆流性食道炎という病気に負けてはいけません。敗北とは、「症状に悩まされてどうしたら良いか分からず、途方に暮れて絶望的になることです。」

逆流性食道炎の症状が、日常に溶け込み、人生を頻繁に脅かさすようなものになってしまったら、人生を台無しにしてしまいます。病気に悩んでいる間に貴重な時間を失っていってしまいます。

失った時間というものは二度と戻りませんので、そのような悩む時間を減らしていくためにも、逆流性食道炎と戦って打ち勝っていきましょう。


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逆流性食道炎になったことのない人は理解されていない?

逆流性食道炎になったことのない人は、間違った常識を持っており、原因や治療というものが身勝手な判断をしています。

症状に苦しんだことのない人は、想像でしか物事を語ることができませんから仕方ないのですが、稀になったこともないのに、知ったかぶりする人がいらっしゃいます。

例をあげましょう。

  • 食べ過ぎなければ何食べても良い
  • 食べ過ぎなければいいという点は正解にしても、何を食べても良いということはありません。逆流性食道炎の人が、寿司を食べてデザートにケーキを食べ過ぎない程度ですから腹8分目で食べたらどうなるでしょうか?

    高確率で、胸焼け、喉の圧迫感などが起きることでしょう。消化が悪く胃に負担になる食べ物や、胃に長く滞在する食べ物などは確かに存在していますので、何を食べても良いなんてことはありません。
    胃が健康な人は、何を食べても消化がスムーズで、胃もたれしませんので、自身の状態から押し付けがましい判断をしているようなものです。
    逆流性食道炎の人は、何を食べたらどうなるか?を熟知しています。自身の胃の反応というものを理解していますので、双方のズレというものは生じます。

  • 薬は食道癌にならないためにも一生飲んだ方がいい
  • 「なぜ薬飲んでいないの?かかりつけの医師はいるの?薬は飲み続けていないと食道癌になるよ」と逆流性食道炎になったことなくても、病気のちょっとした知識がある人は薬を予防の意味でも飲み続けることが当たり前という常識を持っているようです。

    プロトンポンプ阻害薬(PPI)というものは、確かに「胸やけ」「呑酸」「大量のゲップ」などが顕著に出る場合は飲んだ方が得策ではあります。でも、強い症状というものは、長く続くものではなく、完治はしないものの落ち着く時期が来ます。

    その時に、薬が必要か必要でないかを慎重に判断する直面に遭遇するはずです。「胸やけ」「呑酸」が全くない胃カメラで食道の炎症もなければ炎症する恐れもない、食べ物によって稀に再発する程度であれば薬を飲み続けるかどうかは慎重に考える時期にあります。 
    そんな安定した時期も薬を飲み続けた方が良いというのは、100%が正しいとは言い切れません。
    プロトンポンプ阻害薬(PPI)の酷い副作用に苦しめられて、飲み続けても逆に「便秘」「下痢」「吐き気」「胃もたれ」が悪化した事例は沢山あります。このような副作用も背負うリスクもついていることを飲んだことのない人には分からないものがあるでしょう。

  • 逆流性食道炎の苦しみを本人は抱えている
  • これは当事者以外の方に伝えたいのですが、逆流性食道炎になった人は毎日のように症状に悩まされています。なったことのない人には想像も絶する世界観です。
    「喉から食道にかけての圧迫感が続く煩わしさ」、「定期的に出るゲップ」「苦い水が常に口の中にある不快感」などが、ちょっとした食事の油断で再発して長時間付きまといます。
    食べたいものが食べられないもどかしさは相当なものでしょう。大好きだった食べ物が食べられなくなってしまうことは辛いものがあります。けっして、嫌いで食べられないわけではありません。
    本当は食べたいのに、症状が出るのが嫌だから、或いはこれ以上悪化させるのは阻止したいなど、病気と向き合って我慢しているのです。
    痛みや苦しさを分かち合える人達が同じ病気を抱えている人が周囲にいない場合は、一人で悩みを抱え込んだりしてしまうものです。周囲の理解とサポートは必要不可欠なものですので、病気を正しく理解してあげましょう。