逆流性食道炎

逆流性食道炎の薬の続ける期間は?効かない状態になるタイミング

逆流性食道炎の薬を続けるタイミングは、人それぞれ全く別のパターンです。

  • 落ち着いた段階で医師が中止を決める
  • 医師の指示のもとに従い、医師が中止を宣言するまで継続
  • 落ち着いた段階で自己申告により薬中止を医師に相談する
  • 落ち着いたので自己判断で薬は要らないと病院に通わなくなる

薬を中止するタイミングを医師に委ねるか、自己判断するかの2択になってきます。

それぞれの医師の見解は異なる

薬継続を肯定派

逆流性食道炎は慢性的な病気との見方から一時的に落ち着いたとしても再発がしやすく、いつ逆流が再開するか分からないし、本人が落ち着いたと言っても、胃酸逆流は少量でも続いているのではないかとの見方から薬を継続した方が良いと判断する場合もあります。

最大の焦点は、食道癌にさせないことを主軸としており、薬を継続することで、飲まないよりは食道癌リスクを抑えられるとの見方をしているのです。

薬の副作用よりも、将来的になり得る食道癌への懸念から薬継続しておいた方が安心との見方から、長期的に飲み続けましょうと考える医師もいるようです。

落ち着いたら中止派

そもそも逆流性食道炎は、一時的なもので、薬を飲むことで落ち着き、その後は薬を飲む必要はないとの考え方です。

薬中止派の医師は、長引いた時に「まだ治らないのか?」「なんでかね?ガッツリ食べて寝るなんてことしてないよね?」など治って当然という前提のもとに、「私生活が何か悪いから長引いているのではないか?」と追及してきます。

薬中止派の医師の考え方としては、薬は辛い時、症状がハッキリと出ている時に使い、落ち着いたらもう使う必要はないとしています。

薬を中止するタイミングとは?

薬を中止するのは、症状としては喉の詰まり程度になった時です。喉の詰まりとは、霧状の胃酸が上がってきていることを意味しますが、これは逆流性食道炎にはつきもので、一生付きまとうレベルです。

個人の見解として、喉の詰まり程度になったら自力で抑えることができます。毎日運動したり、腹八分目にしたり、刺激物や糖分や油を控えたりコントロールすることで十分に喉の詰まりがない状態を作ることが可能です。

それが、「喉の詰まりは取れません」→「努力するのは面倒、或いは放棄」→「薬で抑えて、私生活は自由にさせて下さい」といった流れですと、薬を中止できるレベルにきているのに、いつまでも飲み続けるのではないかということです。

薬を長期飲んで良いか悪いか?

逆流性食道炎で出される胃酸抑制剤は、医療機関側は「比較的安全で副作用が少ない」みたいな空気があります。薬剤師の説明でも、それ程までに危険視していません。

つまり、今の日本の医療は、「胃酸抑制剤は症状が続いているなら飲み続けて下さいね。薬はそんなに強いものではないから心配ないです。」といった空気を私は察しています。

では私が実際に胃酸抑制剤を使ってみてどうだったか?これは、「長期で飲み続けて安全だ。何の問題もない」なんて言えるレベルじゃないですね。

胃の働きを阻害している動きを感じています。ということは、飲み続けることが必ずしも善であるとは言い難いと私は思っているのです。

薬を下手げに中止しない方が良い人は?

  1. 明らかに胃酸が逆流している兆候がみられる
  2. 胃カメラで炎症が認められた
  3. 強い胸焼けや胸が重たくて辛い
  4. 朝起きると酸っぱい液体が口の中にある
  5. 吐き気がして常に口が酸っぱい

要は、炎症のもととなる胃酸が顕著に逆流していて、それが悪さをしていると断定した時は薬は有効です。やはり、胃酸逆流の量が多い時や流れっぱなしの時は、個人の努力レベルではどうにもならない側面がありますので、そういう場面で薬は力強い助っ人になってくれます。

ただ、いつまでも薬に頼りっぱなしで、薬漬けになり落ちぶれていくのはダメですね。薬は自転車の補助輪みたいな位置づけと私はしているので、やがては薬なしで生きる力はほしいです。

その為に何をするかということは、無数にあり過ぎるのでここでは書きませんが、今一度、薬を続けるかどうかを立ち止まって考える機会なり、何をすれば中止できるかなどを考えることは大切なことですね。

効かない状態になるタイミングとは?

薬は最初は、「おっ!効いたな」という実感がわくのですが、それが飲み続けるうちに、効いたという実感がわかなくなります。

つまり、ある一定の水準で効き目はストップします。最終的に、「喉の詰まりが取れない」「ゲップが0にならない」といった様に、何かしらの逆食特有の症状が残るのです。

これは、薬で完全にカバーできない領域ということです。薬が全て症状を抑えるなんて甘い考えは通じません。

薬で抑えられない部分があるので、その抑えられない部分の症状が続いているからと言って、薬を飲み続けるのはあながち間違いという見方もできるのです。

何が言いたいのかと言いますと、薬が絶対的な存在ではないということです。薬が効かない時期にさしかかったら、逆に薬を中止して、漢方薬なり、運動なり、食材選びなりを見直す局面ということもあるのです。

その辺が非常に際どいからこそ、これだけ「逆食治らなくて困った」という人が溢れているのです。でも、冷静に考えれば分かることなので、その時々で立ち止まって考えて正しい選択をすることで、もっともっと人生を謳歌できるのではないでしょうか。