逆流性食道炎

逆流性食道炎が長期化すると日常生活がどうなるか?

毎日の食事で食べるもの、飲むものを考え込むようになる

逆流性食道炎の症状を悪化する食べ物、飲み物が存在しますので、それらを避けたり、減らしたりするようになります。必然的に、口に入れる全てのものがチェックの対象となり、「これ食べて良いのかな?」と迷ったり、警戒したりするようになります。

逆食でない人は、「あれ食べたいな、よし、食べよう」思いのままに食べることができますが、逆食患者はそうはいきません。食べることで症状が起きることを極度に嫌がるので、我慢をしてしまいます。

逆流性食道炎の人は、毎日の食事が格闘状態なのです。神経を尖らせて、食事をしています。ピリピリしているので、精神的に追い込まれて疲れてしまいます。

外食で食べるものは限られる

逆流性食道炎が寛解ともなれば、ある程度の範囲で食べる事は可能ですが、再発をしている最中で調子が悪い時は、食べるものの範囲は著しく狭くなります。

すると、入る店が少なくて選びようがないなんてことがあります。

寿司、焼き肉、パスタ、ピザ、天ぷら、鰻、とんかつ、など代表的なメニューが全部食べられないなんてことはあります。

人付き合いが悪くなる

居酒屋では、みんながお酒を注文しているのに、一人だけウーロン茶を頼んだりして浮くことがあります。

焼肉屋では、カルビを少し食べただけで喉が詰まった感じとなり吐き気が出て元気がなくなったりします。途中で退席するほど不調が出たりして迷惑をかけてしまいます。

普段は質素な食生活をしているのに、人付き合いで無理やり合わせて症状が悪化するということはあります。結果的には、人付き合いが難しくなる面が出てきます。

電車で長時間の移動が辛い

逆流性食道炎は、食べた直後は食べ物によっては吐き気などに見舞われます。吐き気がしている状態で、満員電車で揺られるのは相当辛いものがあります。

また、吐き気がある時に電車の硬いシートに座ると、吐き気が増して嘔吐の心配が出てきます。座ることすらままならず立っているしかない時があります。

いつ治るかよく分からない

2年も3年も安定しては再発を繰り返していれば、「もう治らないのではないか」ということを覚悟し始めるでしょう。10年後、20年後も続くのではないかという懸念と落胆が複雑に入り混じって、現状に希望を見出せなくなってしまいます。

とにかく今の症状から解放されたいと切に願う一方で、未来の自分はどうなってしまうのだろうと行く先が暗くなってしまいます。

再発を何度も繰り返す

再発を何度も何度も繰り返すことで、砂漠を彷徨っているかのような感じで身も心も疲れていってしまいます。

一度、逆流性食道炎になると治りにくい人は少なからずいます。これが一生続くのかと将来への絶望と不安が頭をよぎります。

そうすると、全てが疑心暗鬼になって、「これ食べたら喉が詰まるかな?」「これ以上食べたらゲップが出始めるかな?」など、食べたいものを思うように食べられなくなったりして、追い詰められます。

途方に暮れて嫌気が差す

薬を何カ月も継続しても、生活改善の打つ手は全てやり尽くしても、ある一定のラインで治癒は止まり、症状が続いた時に、どうしたら良いか分からなくなり、逆食になったことへの後悔と現状の症状がつきまとうことへの苛立ちと悲しさがこみ上げてきます。

日本では逆食は国民病といわれる程に多いと言われていても、逆食でない人の方が圧倒的に多い実情の中で、慢性化した逆食に嫌気がさしてしまいます。