逆流性食道炎は、正しい治療をすれば治る病気です。
完治までの期間は個人差がありますが、きちんと規則正しい
生活を送り薬を毎日飲めば、おおよそ1ヶ月で大分良くなります。

ただ、完治までは3ヶ月、半年、1年と長期戦となります。

少し良くなったからと言って、暴飲暴食を再開してしまう様では、
すぐに再発しますので、しっかりと治して行く為に、
少し良くなったからと言って気を抜かずに私生活を正す事を継続する事が大事です。

逆にいつまでも治らない人は、適切な対処ができていないと言う事になります。

では、完治させる為にはどうしたら良いでしょうか?

薬に頼り過ぎない

逆流性食道炎は内科や消火器科などで胃酸を抑える薬が処方されます。
しかし、この薬を飲めば次第に治るだろうと言う考えは間違いです。


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薬はあくまでも胃酸を抑えてくれるだけであって一時凌ぎに過ぎません。

胃酸の分泌量が増えている原因を断ち切ったり、
噴門を緩める原因を排除したりなど、
あなた自身の私生活を見直さない限りは完治する事はありません。

正しい姿勢

常日頃の座り方が猫背になっている場合は、
背筋はピンと伸ばします。

猫背の人は背中が丸まっているため、
肋骨の動きが通常の人に比べて制限されます。

人は呼吸をする時に、肋骨と横隔膜を同時に動かして
肺を膨らましたり縮めたりして空気を出し入れするので、
肋骨が歪んでいると呼吸が苦しくなるのはもちろん、
横隔膜の動きが同時に制限されてしまいます。

食道は横隔膜を貫通しています。

横隔膜には裂孔(れっこう)と言われる血管や食道を
通す穴が開いています。

横隔膜が歪むと、胃の一部が裂孔の上にはみ出してしまうために、
胃が括約筋によって上手く閉じられなくなります。

これを食道裂孔ヘルニアと呼びます。

食道裂孔ヘルニアになると、胃が上手く閉じられなくなる為、
胃酸が逆流し、逆流性食道炎になってしまいます。

・食べ過ぎない

逆流性食道炎の人は食べ過ぎな傾向にあります。

一度に沢山食べ過ぎると、それに比例して胃酸は沢山作られます。

胃は袋状ですから、たくさん食べれば、袋が伸び、
入り口が閉まりにくくなります。

例えば、ゴミ袋なんかもゴミを入れ過ぎてしまえば、
口を閉められなくなります。


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これと同じ原理で胃も食べ物を沢山いれると、
胃がパンクしてしまうい逆流が起こるのです。

・食生活の見直し

胃酸が分泌しやすい食品や消化の悪い食べ物や
胃の刺激となる食べ物は一切取らない事が大事です。

逆流性食道炎で避けたい方が良い食品リスト

穀類

イモ類・モチ類・赤飯・玄米飯・ラーメン

魚類

脂肪の多い魚(うなぎ)

肉類

ハム・ベーコン・ソーセージ・脂身の多い牛肉、豚肉、鶏肉

卵類

すじこ・たらこ・いくら

乳製品

生クリーム・ケーキ

豆類

アンコ・大豆、小豆など固い豆

野菜類

トマト・繊維の多い野菜・生のキャベツ・大根・竹の子
・ゴボウ・レンコン・フキ・ウド・セリ・ニラ・ミョウガ

果物

オレンジ、ミカン、グレープフルーツ、
レモン、ユズ、カボス、スダチなど
柑橘類の果物は酸味があるので全てダメです。

油類

ラード・ヘッド

嗜好品

甘みの強い和菓子・チョコレート・コーヒー・
スタミナドリンク・香辛料・たばこ・アルコール飲料

腹周りは締めつけない

ベルトなどをきつく締めたり、ウエストがきついズボンを履くと
胃が圧迫され腹圧が上昇し、胃酸の逆流が起こりやすくなります。

緩いパンツやズボンを履いて、ベルトも緩めにしておきましょう。
特に肥満な人は、一回り大きいサイズが良いでしょう。

運動を毎日する

運動がなぜ逆流性食道炎の治療に有効かと言いますと、


①汗は弱酸性なので、体全体のPHのバランスから、
 胃酸として分泌される酸の総量が減ること。

②運動により、消化管の蠕動運動が活発になり、
 胃液が十二指腸から小腸への順方向に移動していくこと。

③運動により姿勢が改善され逆流が起こりにくくなること。

これらの理由からです。

運動をする事は、間違いなくプラスに働くので、
毎日、最低でも1時間はウォーキングしましょう。

継続は力なりで、続けて行けば胸やけがなくなり、
徐々にゲップの量も減ってきて、お腹も空きやすくなります。

運動をろくにしないで薬ばかりに頼っている様では、
いつまで経っても治りにくいのは事実なので、
毎日、とにかく歩く様にしましょう。