逆流性食道炎になると、吐き気が慢性的に続きます。

吐き気の要因となるのが「吞酸」です。

喉に酸っぱい液体(胃酸)が上がってくる症状が続くと、
吐き気を催します。

吐き気が慢性的に続くのは、胃で分泌される胃酸が逆流して
食道・口にこみあげてくるからです。

胃酸のほろ苦い味や霧状の胃酸が継続的に胃から食道そして口へと
上がってきてしまうので、吐き気がするわけです。


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逆流性食道炎の吐き気はどんな感じ?

ゲップが出そうで出ない、なんか喉奥が圧迫してスッキリしない、
そんな感じで気分が悪い状態です。

ゲップが出れば吐き気は一時的に治まるものの、少し時間が
経過すると、吐き気はすぐに再発します。

これが、何度も繰り返されて精神的に参る事もあります。

逆流性食道炎の吐き気を起こさない為には?

まず、食生活を気おつける必要があります。

消化の悪いもの、油っこいもの、胃の刺激となるものなど
逆流性食道炎には良くないとされる食べ物や飲み物を取らない事が
大前提になってきます。

ただでさえ、慢性的に胃酸が上がってきているのに、
逆流性食道炎には良くないとされる食べ物や飲み物を取る事で
更に胃酸の分泌を増やして追い打ちをかけてしまいます。

胃酸が増えれば当然に吐き気が強くなってしまいます。

※吐き気を引き起こさない、また悪化させない為の鉄則は以下です。


・常に食べ過ぎないで腹八分目に抑える
・食後はすぐ横にならない
・座る時の姿勢は猫背にならない
・間食はやめる
・吐き気ある状態で乗り物には乗らない

逆流性食道炎の吐き気を抑える薬は?

逆流性食道炎の吐き気を抑える薬として、最も
期待できるのが、「タケキャブ」や「ネキシウム」です。

この2つの胃酸抑制剤は、即効性があり、飲んですぐに
吐き気が治まり楽になります。

ただ、病院の処方薬なので、薬局では購入できません。
内科か消化器科で診察を受けて処方して貰う必要があります。

勿論、ただ「吐き気がする」だけの症状で処方される薬ではありません。
「胸やけ」「ゲップ」など明らかな胃の症状が出ている場合に処方されます。

逆流性食道炎の吐き気を抑える漢方薬は?

・六君子湯

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六君子湯には、胃腸の働きを改善する作用があります。
消化管が関わる働きを是正して症状の緩和を行います。

六君子湯であれば、次のような人が有効です。

 


 ・体力が中等度以下
 ・胃腸が弱い
 ・食欲がない
 ・みぞおちがつかえる
 ・疲れやすい
 ・貧血性で手足が冷えやすい
 ・吐き気がする

・半夏厚朴湯

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半夏厚朴湯は、吐き気やムカムカを抑える効果や
胃を健やかにする効果があります。

神経性胃炎や神経性食堂狭窄症、つわりにも効果があります。
痰を出やすくする効果から、咳、しわがれ声にも効果があります。


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精神的に落ち着かせる作用と胃腸、喉への作用があることから、
特に「咽頭部や胃腸に症状の出る不安神経症(不安障害)」の方に効果があります。

半夏厚朴湯はこんな人に効きます。


・不安症状から喉が詰まった 感じが取れない方
・パニック障害や社交不安障害などで不安感のある方
・不安から様々な身体症状(胃痛、動悸、吐き気など)が出ている方

・六君子湯と半夏厚朴湯の比較

逆流性食道炎の原因がストレスからきているものであれば半夏厚朴湯を推奨します。

六君子湯は、ストレスによる吐き気ではなくて胃腸の働きが弱ってしまって、
食べたものがうまく消化できないであったり、胃の働きが低下してしまって動かないなど、
消化できないから食べたものがずっと胃の中にある胃の重さがある。

そんな時に有効になってくる漢方薬です。

胃腸が弱りに弱って消化できないものが溜まりに溜まってしまったので
吐き気が出てしまうとそんなときには、六君子湯が有効です。

逆流性食道炎の原因がストレスからなのか、それとも胃腸が弱っているからなのか、
によって飲む漢方薬は異なると言う事です。

逆流性食道炎の吐き気を抑える薬以外の方法は?

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一番おすすめなのが、ウォーキングです。

外の新鮮な空気に触れて1時間くらい、ゆっくりとした
ペースで良いので歩いてみると良いでしょう。

ウォーキングなどの軽い運動をすることで体の代謝が向上し、
胃の活動も活発になります。

エネルギーも使うので、更に消化の促進に効果を発揮します。
歩けば歩く程に、お腹が空いてきます。

逆流性食道炎になる人は、運動不足の人が多いので、
食べたものが中々消化されずに胃に滞在しているケースが多いです。

ただし、激しい運動は禁物です。逆流性食道炎の症状が重い状態であれば、
激しい運動はできないでしょうし、無理に歩けば食べたものを吐いてしまったり、
お腹が痛くなる原因になります。

また、歩けないほど苦しい場合などは、その場で屈伸するなどしましょう。