ガスター10は、逆流性食道炎の市販薬の中では一番強い薬
であり最も有名な市販薬になります。

ガスター10は、胃粘膜のヒスタミン2受容体を遮断し、
胃酸分泌をおさえます。

通常、胃・十二指腸などの潰瘍や胃炎、
食道炎
などの治療に用いられます。


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過剰に分泌した胃酸をコントロールして、
胃痛、胸やけ、もたれ、むかつきにすぐれた効果を発揮します。

ガスター10は、直径7ミリの小粒で飲みやすい糖衣錠です。

効果の発現には、服用後に約30分がかかり、
作用持続時間は約8時間とされているお薬です。

ガスター10の作用について

ガスターが、胃酸を抑える仕組みは、胃粘膜にある
胃酸を出す細胞に対して、胃酸が出ないようにさせているからです。

胃酸は、胃粘膜にある壁細胞という胃酸を分泌する細胞から分泌されます。

この壁細胞の表面には、H2受容体という
生体内のヒスタミンがくっつくところ(受容体)があります。

このヒスタミンが壁細胞のH2受容体にくっつくことで、
壁細胞は胃液を出す信号を受けます。

そして、信号を受けた壁細胞は、胃液を分泌します。

ガスター10の作用は、ヒスタミンが壁細胞のH2受容体にくっつく前に、
壁細胞のH2受容体に先回りをしてくっついてしまいます。

そのため、壁細胞は胃液を分泌する信号を受けないので、
胃液の分泌が抑えられます。

ガスター10の種類

H2ブロッカーで胃酸の分泌を抑制します。

錠剤タイプ、水なしで飲める口中溶解タイプ、
液体タイプ、散剤タイプなどが選べます。

薬剤師のいる販売店で購入できます。


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・ガスター10(錠剤)

直径わずか7mmと小さいサイズで飲みやすい錠剤タイプです。

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・ガスター10S錠(口中溶解タイプ)

外出先でも水なしで服用できる口中溶解タイプは旅行で大活躍します。

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・ガスター10<散> (散剤タイプ)

サーっと溶けて清涼感のある散剤が魅力です。

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・ガスター10内服液 (液体タイプ)

サッと飲める液体タイプです。

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普通は、錠剤のみとなりますが、これだけのタイプがあるので、
自分の用途に合わせて選択する事ができます。

ガスター10に効果のある症状

・胸やけ・むかつき

暴飲暴食による、胸やけ・むかつきに対して効果があります。

胸やけ、むかつきは胃酸過多による胃の症状です。

ガスター10は、胃酸の分泌量をコントロールするので、
胸やけ・むかつきなどの胃症状にも効果が期待できます。

・胃痛

ガスター10は胃粘膜を刺激する胃酸の分泌を抑えます。

効き目が約8時間持続するので、睡眠中でもしっかり胃酸をブロックし、
目覚めた時の胃の痛みにもよく効きます。

・もたれ

ストレスは、胃の働きをコントロールする自律神経に影響が出ます。

ストレスを受けると胃酸を過剰に分泌させてしまい、
過剰な胃酸により、胃もたれを引き起こすことがあります。

胃酸過多による胃もたれを抑えるには、胃酸の分泌量を減らすことが大切です。
ガスター10は胃酸をコントロールするので、胃もたれにも効果が期待できます

ガスターは、胃の粘膜を修復する作用があります。

ガスターは胃酸の分泌を抑えるだけでなく、
胃の粘膜を修復する作用もあります。

これにはプロスタグランジンという物質が関与しています。

プロスタグランジンは胃酸の分泌を抑制したり、
胃酸を守る粘液の分泌を促進したり、
胃の粘膜の血流を改善する作用があります。

ガスターはこのプロスタグランジンを活性化させる作用が、
医療用医薬品で使われているアルジオキサ(商品名:イサロンなど)という
組織の修復を促進させる薬よりも、ぐっと高いという事が報告されています。

つまり胃酸も抑えるし、胃の粘膜も修復するということです。

胃の症状の原因となる胃酸の出過ぎをコントロールし、
胃粘膜の修復を早める薬ですので、
胃酸中和型の胃腸薬とは異なるタイプの胃腸薬です。