逆流性食道炎に牛乳が有効な理由

逆流性食道炎の人が牛乳を飲むと一時的に症状が緩和するのと、
食道の痛みが和らぎます。

これは牛乳の成分が胃酸を中和し、粘膜を保護してくれるからです。
胸焼けの原因となる胃酸の酸性は牛乳と混ざる事で中和します。


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中和とは中性になると言う事です。
酸性ではなくなるという意味です。

胃酸が中和されれば、悪さをしていた胃酸が食道や喉を傷ける事が
出来なくなるので、逆流性食道炎の症状がなくなります。

薬を飲んでいても、胸やけが辛いと感じる時は、
応急処置として、適度に牛乳を飲むと良いでしょう。

飲むにあたってに注意として、冷蔵庫で冷えたままの状態の
牛乳をそのまま飲むのは良くありません。

電子レンジで45度くらいに温めてから飲むと良いでしょう。

ただ、夏場など気温が高い日は冷たい牛乳を飲みたいでしょう。
症状が特別重くない時は、一々温めて飲む必要もありません。

私も、症状が軽い時は冷えたまま牛乳を飲んでいますが、
特に悪化すると言う事はありません。

逆流性食道炎は牛乳で治せる?

牛乳はあくまで対処療法に過ぎません。

逆流性食道炎の根本原因を治したりする事はなく、
今起きている辛い症状を一時的に和らげる作用だけです。

牛乳を毎日飲んでいれば、そのうち治るだろうとの安易な
考え方は通用しません。

牛乳はストレス緩和にも役立つ?

牛乳にはカルシウムが豊富ですので、
精神的な安定を期待することができます。

ストレスを感じると副腎から抗ストレスホルモン「コルチゾール」を分泌します。
そして、コルチゾールの生成には、このカルシウムが欠かせません。

イライラした時はカルシウム摂取というのは、
科学的に理に適っています。

逆流性食道炎はストレスが原因でもあるので、
精神が不安定な状態は良くないです。


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カルシウムが足らないとイライラしたりするので、
カルシウムを摂取して穏やかになりましょう。

牛乳は心を落ち着かせる?

牛乳には心を落ち着かせる「トリプトファン」が入っています。

トリプトファンとは、体内で作る事ができない必須アミノ酸の1つです。

この物質が体内に取り込まれると、
脳内ホルモン「セロトニン」が生成されます。

ストレス解消にはこのセロトニンが欠かせません。
セロトニンが足りないと「鬱」になるともいわれています。

牛乳を飲むと腸内環境が整う?

牛乳に含まれる乳糖は、腸内細菌の働きによって乳酸や酢酸に
変換されると、腸のぜん動運動を高めて便秘を防ぎ、
便を柔らかくする働きがあります。

逆流性食道炎の原因には便秘が深く関わってきます。

1日に作られるオナラの量は、
1日に1~2リットルも作られています。

しかし、便秘になってしまうと便が滞ってしまうので、
オナラの出口も塞がってしまいます。

便秘が続くと言う事は、オナラが溜まるのでお腹が張ります。

溜まったガスが膨れ上がると今度は、
胃を下から押し上げる運動が働き出します。

すると今度はゲップや胸やけが起こりやすくなります。

これにより逆流性食道炎は起きてしまうのです。

便秘と逆流性食道炎が全く関係なさそうに見えて、
物凄く関係があるのです。

「食べ過ぎ」「飲み過ぎ」「食べ物、飲み物」「姿勢」
などに注意していても、便秘をしていたら逆流しやすい状況です。

牛乳に含まれる乳糖は難消化性なので、一部は未消化のまま
大腸に到達して、そこで腸内細菌による発酵を受け、有機酸を生じます。

酪酸など有機酸のあるものは大腸壁細胞の栄養源となり、
また腸内のpHを酸性側に傾かせて、いわゆる善玉菌優位の腸内環境をつくります。

これらの有機酸が、回腸や大腸を刺激し腸の蠕動運動を高め、
便秘の改善に寄与するのです。

また、乳糖は腸内の浸透圧を高め、平衡化するために周囲から水分を取り込み、
腸内の内容物を軟らかくする働きもあり、スムーズな排便を促進します。