逆流性食道炎を放置すると食道癌になる?

逆流性食道炎を治療せずに放置していると、
食道癌になる事はあります。

逆流性食道炎を放置していると、食道粘膜の表面にある組織が、
胃の粘膜に似た組織に変わってしまいます。

これをバレット食道といいますが、バレット食道が胃酸などの
刺激を受け続けていると、ごく稀に、がんを起こします。


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バレット食道を予防するためには逆流性食道炎をきちんと治療することです。

必ずしもガンになるわけではありませんが、稀に癌はなり得ます。

たかが胸焼けぐらい」といった軽い気持ちで、何も治療せずに
生活習慣を改めずに過ごしていると気づかない間に、
「食道がんの初期症状である胸焼け」に進行してしまう恐れがあります。

そうなる前に、まずは胸焼けを放置せずに原因をつきとめ、
改善することが重要なのです。

食道癌とは?

気管との分岐点から胃の入り口をつなぐ一本のパイプ状の臓器(食道)
にできたがんを「食道がん」と呼びます。

食道は「頸部食道」「胸部食道」「腹部食道」の大きく3つに分かれ、
日本人の食道がんの90%近くは「胸部食道」にできます。

食道の入り口から3cm下から、約20cmのあたりにできるがんです。

早期には症状がはっきりしないことが多く、病状が進行するにつれ、
食べたものがつかえて通りにくくなるといった自覚症状が出てきます。

さらに進むと、水分しか通らなくなり、胸や背中の痛み、
体重が減る、声がかれる、くびのつけ根にグリグリが触れると
いった症状が出てきます。

こういった症状が出たときにはかなり進行している状態です。

飲酒をよくする人やたばこをよくすう人に多く、
また、熱い茶粥(ちゃがゆ)を毎日食べる地方にも多いのが特徴です。

食道癌の症状

早期食道がん

自覚症状がありません。人によっては飲み込む時にのどに違和感がある、
熱いものや酸っぱいものでのどがしみるといった違和感があります。

この違和感が続く様でしたら、食道癌が疑われます。


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なんらかの原因でこの食道がただれてしまうと、
食べ物を飲み込んだ時に違和感がある、しみる
痛みがある
などが代表的な症状です。

他には、

食べ物を飲み込んだ時に胸の奥がチクチク痛んだりする。
熱いものを飲み込んだ時にしみるように感じるがする。

などの症状が起こりはじめます。
このような胸焼けは食道がんを早期発見する重要なポイントとなります。

進行がん

飲み込む時に、つかえた感じがします。

食事をするとのどや胸に痛みを感じるようになります。

これは、がんが進行して大きくなり、食道の内側に張り出したりして
食べ物の通り道が狭くなっているからです。

食べ物をまともに食べられなくなるので食欲も減り体重も落ちて行きます。

転移がん

がんを放置してリンパ節や食道から遠い臓器にも転移すると、
そこからがんが増殖していきます。

例えば背骨に転移すると、背中や胸が痛み出します。
肺などの呼吸器に転移すると、声がかすれたり咳が出たりします。

食道癌か逆流性食道炎か区別をつけるには?

逆流性食道炎による食道粘膜のびらんや潰瘍と、食道がんの病変は、
見分けがつきにくいことがあります。

胸やけなどの症状がある時には、内視鏡検査や組織の検査を受け、
食道がんと区別を行うことが必要です。