煙草を吸うと逆流性食道炎は悪化する?

結論から言えば煙草は逆流性食道炎を悪化させます。

それは、タバコの煙によって胃が刺激され、
胃酸を多く分泌してしまうからです。


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タールやニコチン、一酸化炭素が胃を刺激して、
胃液や胃酸を通常より多く分泌してしまうことによって、

胃がもたれたり、ゲップや吐き気、
胃液が口まできて酸っぱく感じる様になります。

タバコの煙を吸い込むと、胸内部の圧力が高まり、
胃液を上へ押し出す力が働き、胃液・胃酸の逆流が起こりやすくなります。

また、タバコに含まれている様々な有害物質タールやニコチン等は、
食道の粘膜に対して、大変悪い影響を与えます。

タバコを吸うと、唾液の分泌が低下します。
唾液は胃酸を中和する働きがありますので中和がしにくくなります。

タバコは、胃や十二指腸の粘膜の防御能が低下させるので、
逆流性食道炎の人がタバコを吸い続けていると
胃潰瘍や十二指腸潰瘍を発症するリスクが高くなります。

タバコで胸やけが起こるのは、胃が十二指腸と接する部分の筋肉
(幽門括約筋)の機能を司る自律神経が乱れ、十二指腸液や胆汁が
胃へ逆流するためです。

その結果、胆汁などによって胃粘膜が傷つけられてしまいます。

煙草は副流煙でも逆流性食道炎を悪化させる?

タバコの煙がきっかけとなって胃が刺激され、
胃酸を多く分泌し胃が荒れるので、自分が吸っていなくても、
周囲がタバコを吸っていて、その煙を吸えば逆流性食道炎は悪化します。

パチンコ屋や喫煙者がいる飲食店などタバコを吸っている人が
いる環境には立ち入らない事が大切です。

例え30分程度の滞在であっても、間違いなく胃に悪いです。


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ですから、自分が煙草を吸っていないから大丈夫ではなく、
煙草を吸っている人と一緒にいない様にする事も大切です。

タバコは胃に悪い?

タバコは血管を収縮させて胃の血行を悪くしたり、
胸焼けを起こしやすくするので、胃の弱い人は喫煙は絶対禁物です。

胃粘膜には毛細血管がはりめぐらされていて、喫煙によりこの血流量が減ると
胃粘膜は酸素欠乏を起こし、機能低下や胃粘膜の抵抗力低下につながります。

胃の粘膜にも血管がありますので、喫煙により胃に血液が行き渡らないことによって
十分な量の酸素が運ばれず、胃粘膜の抵抗力が低下するのです。

胃粘膜の抵抗力が低下すれば、本来持つ胃酸から身を守る
「防御能力」を十分に発揮することができなくなります。

つまり、そんな状態が慢性的に続く喫煙者は、
非喫煙者に比べて胃潰瘍にもなりやすいのです。

また、喫煙により胃粘膜内のプロスタグランジンが減ることもわかっています。
プロスタグランジンは胃の防御因子として働いていますので、
これも攻撃と防御のバランスの崩れにつながります。

喫煙者は非喫煙者にくらべて消化性潰瘍(胃潰瘍や十二指腸潰瘍)
にかかりやすいです。

煙草はこれだけ体に悪影響を及ぼします。

ガンの原因になる

タバコを吸わない人に比べて、喫煙者はほとんどのガンになる確率が高くなっています。
喉頭ガン13.6倍、口腔ガン7倍、肺ガン3.6倍、食道ガン2.6倍、膵臓ガン1.8倍、
子宮ガン1.7倍、肝臓ガン1.6倍、胃ガン1.5倍、前立腺ガン1.4倍

呼吸器病を引き起こす

肺炎、気管支炎、咽頭炎、肺気腫、気管支ぜんそくなど、
ほとんどの呼吸器病が喫煙者に多く、
しかも喫煙本数の多い人に高率になります。

心臓発作や脳卒中を起こしやすくなる

タバコは、善玉コレステロールをへらして悪玉コレステロールを増やし、
動脈硬化の元凶とされる活性酸素を作りだし、
血管を収縮させて血圧を上昇させるなどで、
心筋梗塞や脳卒中を引き起こしやすくなります。

胃腸の働きを低下させる

タバコをやめた人のほとんどが、
胃腸の調子がよくなり食欲が増したと言います。

それだけ、タバコは胃腸の働きを妨げていたのです。

煙草を辞めた人が、ご飯が急に美味しくなり急に太った
なんてケースはよくある話です。

胃・十二指腸潰瘍を起こす率は、タバコを吸う人が約2倍です。