逆流性食道炎の横に寝る向きは?

胃の形状から左側を下にすると逆流が起きやすくなります。

胃と食道のつなぎめの方向が右から左に向かっているので、
右を下にすると食道の方が自然と下がりがちになり、
逆流しやすくなります。

これを防ぐためには左を下にする必要があります。


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そして、胃は袋の形をしており、左側の方がふっくらと
大きくふくらんでいるので、左を下にして横になれば、
そこに胃酸を留めることができます。

うつぶせはダメ?

うつ伏せの状態は胃が体の下になるので、
逆流性食道炎の症状が悪化しやすいです。

寝る前や日中にスマートフォンを操作するのに
うつ伏せになりがちですが、
うつぶせになると胃が圧迫されてしまいます。

すると、胃の中に入ってるものが押し出されるかのように、
逆流しやすくなるので、うつぶせは禁止です。

うつぶせに寝ていると、ウッって感じがして、
胃酸がこみあげてくるのは間違いありません。

肩先あたりから高めにして寝る

通常の寝方は、体を仰向けにして頭の下に枕を当てるくらいですが、
逆流性食道炎の人は、肩先あたりから高めにして寝ると良いです。

座布団を一枚敷いて、その上に枕を置くなどすると、
胃より喉が下がるのを防げます。

枕の高さも、布団から15センチほどの高めが良いとされています。
枕が低いとどうしても食道の位置が下がってしまうため、
胃酸が上に流れやすくなってしまいます。

枕が柔らかすぎて、頭を乗せた時に枕が沈まないかどうかも重要です。
あんまり硬すぎる枕は肩こりや頭痛の原因になりますので良くありませんが、
逆に柔らかすぎて頭が下がってしまう枕も良くないです。

枕が沈むと言う事は、食道も下がり胃酸も上がりやすいですし、
頭が下がると、首や肩に負担が行き頭痛や肩こりの原因になります。

硬すぎず柔らか過ぎず、程より弾力のある枕を選ぶと良いでしょう。

食後2~3時間は横にならない

食後2~3時間は横にならないのは、逆流性食道炎でない人でも基本です。

胃の中の食べ物が腸へ下りるまでの
2~3時間は横向きになりますと逆流しやすいです。

わざわざ、逆流を自ら引き起こすきっかけを作っていては自業自得です。
食べてから3時間は横にならないを徹底させなければなりません。

特に注意なのは夜の部分です。
食べたはいいが、眠くなって横になってしまったなんて事はあり得ます。


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自分が眠くなる時間帯を計算して、寝る3時間前までに
夕食を済ませる必要があります。

あとは、食べる量も腹八分くらいで抑えめにしたり、
脂っこいものを控えて消化の良い内容にすると効果的です。

食事での注意

胸やけを起こしやすい食品の摂取を控えます。

脂肪の多い食物、チョコレートなどの甘いもの、柑橘類、
コーヒー・紅茶、香辛料、アルコール類、タバコなどは
胃酸の分泌を高めます。

また、胃内での食物の停滞時間が長いため、
逆流を起こし易いです。

睡眠不足は逆流性食道炎の原因になる?

逆流性食道炎が悪化しますと夜中に何度も目を覚ますといった
睡眠障害が出てきます。

寝ると、胃から食道に胃酸が逆流しやすくなり、
胸やけや呑酸といった症状が起こるためです。

これは、胸やけを起こしやすい食品を控えるだけでも違ってきます。
特に夕食は、胃に優しく消化の良い食べ物を腹8分目が基本となります。

睡眠が不足すると体調も万全ではないため、
いつもの生活リズムとは狂って便秘になります。

便秘になると腸から胃へ、胃から食道へ押し戻されます。

睡眠不足=便秘になると言う事です。

「便秘」によって腹圧が高まるので逆流性食道炎が起こりやすくなります。

お腹が張っている時、胃は腸からの圧迫を受け、
食道への逆流が起こりやすい状況になるのです。

常習性便秘症の人の約10%に逆流性食道炎が見られ、
慢性的な便秘によって常にお腹が張った状態になると、
若い人でも逆流性食道炎が起こりやすいです。