逆流性食道炎に油は?

油は消化・吸収に時間がかかるため、胃や腸の中での滞留時間が長くなります。

つまり、腹持ちが良いので、油を摂るとなかなか空腹になりにくく胃もたれしやすいです。

すると、ゲップが出たり、吐き気がしたり、胸やけがしたりします。

世の中の食べ物は油を使った料理だらけですが、
油を過剰に摂りすぎない様にコントロールしなければ
逆流性食道炎の悪化を招く一方です。


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オリーブオイル

逆流性食道炎の人が油を使うならば、オリーブオイルが一番望ましいです。

オリーブオイルには以下の特徴があります。

・下部食道括約筋をほとんど緩めない
・消化に負担をかけない
・便秘を改善する効果がある

しかし、オリーブオイルも油には変わりはないので、
摂りすぎはNGです。

ほかの亜麻仁油、えごま油、ごま油、米油、ココナッツオイルなどなども、
消化の良くない油であることに変わりはないので、油を使う場合は
少量にとどめるようにした方が良いでしょう。

いくら良質な油でも、唐揚げ、天ぷら、コロッケの様な、
油を沢山吸うおかずは、胃もたれを起こしやすいです。

油を全く使わなくしなくても大丈夫ですが、
量は制限した方が良いでしょう。

フライパンに油をひいた時に量が多くなってしまったら、
キッチンペーパーで吸い取るなどの工夫は必要です。

粗悪な油に注意

飲食店やファーストフードやスーパーやコンビニなどでは、
調理油を使いまわしています。

時間が経って酸化した油、劣化した油は体に悪影響を及ぼします。

自宅であれば一度使った油は捨てて常に新しい油を使うので大丈夫ですが、
外食で食べる油もの、スーパーやコンビニなどの弁当や総菜の油ものは、
質の悪い油でできていますので、食べない方が無難でしょう。

使い古しの油をラットに食べさせ比較する実験を行っています。

調理してから時間が経ったことによる油の酸化が
消化器官に負担をかけてしまいます。

劣化した油は食べてから短時間で吐き気、食欲不振、
腹痛、下痢、胃もたれなどの症状が出てきます。


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総菜のコロッケを食べたら、急に食道が詰まってきた、
胸やけが始まったなどの症状は、逆流性食道炎になっている人は
顕著に出やすい傾向にあります。

毎日の食卓のおかずを作るのが大変だからと総菜に頼りがちですが、
体のことを思えば、間違いなく自分で調理した方が良いです。

実際、どのような油が使われているか分からないので、
それを食べてしまうのはある意味では恐ろしいことです。

お店側も商売ですので利益を出していく以上は、
いちいち油を捨てて新しい油を使うなどしないでしょうし、
わざわざ質の高い油を使うこともないでしょう。

でなければ、総菜で1個100円のコロッケを売ることができません。
値段が手ごろで安い反面、油のリスクも背負っています。

自宅の油も劣化を防ぐ為に保存の仕方にも注意が必要です。

① 光を避けるために暗い場所に保存する

② 空気との接触を極力減らすため、栓ををきちんと閉める

③ 温度の高いところでの保存は避ける(特に夏場)

マヨネーズ

マヨネーズはお酢+植物油+卵黄で作られています。
油で胃酸を分泌させ、酢で胃を刺激するので、
マヨネーズは避けたいです。

消化の良いサラダを食べていても、胃酸を促進させるマヨネーズを
つけていては症状が悪化します。

・バター

バターの脂質は、胃酸の分泌を低下させる働きがありますが、
胃内停滞時間が長く、その分、胃に負担が大きくなります。

・マーガリン・ショートニング

マーガリンやショートニングには植物由来の油が含まれており、
油脂類は胃に負担をかけます。

市販のパンやクッキー、パイなどの焼き 菓子、
ドーナツやフライドポテト、スナック菓子などには、
マーガリンやショートニングが使われています。

しかも、成分表示を見ても加工油脂ではなく
植物油を表示されている場合があり注意が必要です。

・ラード(豚脂)やヘット(牛脂)

動物性油脂とはラード(豚脂)やヘット(牛脂)と
呼ばれる、動物から摂取できる油です。

動物性油脂を大量に摂取すると
消化に時間もかかり、胃に負担をかけ胃もたれを起こします。