・便秘

便秘になると身体にガスが溜まってしまいます。

1日に1〜2リットルの、おならが作られています。

便秘になってしまうことで、おならの出口も塞がってしまい、
溜ったガスが膨れ上がると胃を下から押し上げる運動が働き出します。

これにより、腹圧が上昇するために、胃酸が逆流しやすくなるので
胃から上に押し上がる逆流が起こりやすくなります。


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・食の欧米化

一昔前の日本は逆流性食道炎といえば老化による
食道括約筋の筋力低下で高齢者に多い病気でした。

しかしながら最近では若い人が逆流性食道炎になることは珍しくなくなりました。

現代日本は、食事の欧米化が進み肉類や乳製品、油っこいものなど、
脂肪やタンパク質などの食事が増えたのが原因です。

若い人にはファーストフードで食事を済ませるのも当たり前の時代となりました。

ファーストフードは脂肪分の多い食べ物ですので消化が難しく
胃の活発化が激しくなり胃酸を多く分泌しますので、
胃酸の逆流を助長させてしまいます。

食道と胃の境目にある下部食道括約筋は、通常であれば食べ物が
通るとき以外は、胃の内容物が逆流しないように、ギュッと閉じています。

しかし、脂肪を摂り過ぎると、消化を助けるために「コレシストキニン」
という消化管ホルモンが分泌され、このホルモンの作用によって、
下部食道括約筋を緩んでしまうのです。

・食べ過ぎ

食べる量が多ければ、それだけ胃酸が出やすくなります。

また食べ過ぎると胃袋が伸びて、入り口が閉まりにくくなるので、
逆流が起こりやすくなってしまいます。

胃と食道の間にある「噴門」は、食べ物が大量に入ると開きやすくなります。
噴門が開くという事は、閉じていたはずの胃酸を逆流させてしまうという事になります。

胃酸が食道に流れ込み食道内が荒れる、きっかけを作っているのが食べ過ぎという事になります。

満腹に食べなければ気が済まない、或いは満腹が当たり前になっている方は、
腹8分目にコントロールしなければなりません。

一度に食べる量を抑えて、その分、食間で軽めの食事を摂ると
した方が理想的です。


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・ストレス

強いストレスは逆流性食道炎の症状を悪化させます。

ストレスは、食道粘膜の胃酸に対する感受性を高めます。

そのため、胃酸が少し逆流しただけでも、食道粘膜が過敏に反応し、
強い胸焼けが生じるようになります。

胃カメラ検査をしても、食道や胃は正常で異常が全く見当たらないのに、
「胸が重い」「胸が苦しい」「胸が焼ける様な痛み」など感じるのは
ストレスを受けて、食道粘膜が敏感に反応している事が言えます。

その為、ちょっと胃酸分泌を高める食べ物を食べただけで、
胸やけが顕著に現れたりするのです。

・ストレスは下部食道括約筋も緩めてしまう?

ストレスが溜まると、胃酸過多と同時に下部食道括約筋の機能低下
起こるので、異常に増えた胃液が食道へ逆流して、すっぱいと感じたり、
胸やけが起こりやすくなります。

ストレスを受けて下部食道括約筋が緩んでしまっている以上は
胃酸を抑える薬を飲んでも一時的な対処法に過ぎず、
ストレスを排除しない限り下部食道括約筋は緩みっぱなしで、
いつまでも胃酸が逆流してしまいます。

ストレスを溜めるという事は、逆流性食道炎の元凶です。

食生活も悪くない、肥満でもない、姿勢も悪くない、
運動不足でもない、便秘でもないなど胃酸が逆流する様な原因が
思い当たらない方の大半がストレスが原因だったりします。

何か面白くないこと、悩み事、不安な事など気持ちが晴れ晴れしなかったり、
社会や学校など人間関係で苦しんでいたりすると、ストレスは
知らず知らずのうちに溜まっていって、下部食道括約筋は緩みやすくなります。

自分ではストレスだと感じていなくても、何らかの問題点を抱えているのであれば、
それがストレスになっている可能性は否定できません。

・姿勢

胃を圧迫するような前屈み姿勢は逆流を起こすため、
長時間にわたる前屈みでの作業は控える事が大切です。

座る時は背筋を伸ばす様にする意識をしましょう。

胃を圧迫する腰の曲がった状態、前かがみの姿勢は
できるだけ続けないようにしましょう。

就寝は頭の高い姿勢で、横になると胸焼けがする場合は、
枕や座布団を重ねるようにします。

逆流性食道炎になる人の仕事の傾向としてはデスクワークで
1日中座ってパソコンをしている様な人です。

逆に、1日中立って作業していたり、動き回っている様な人は、
逆流性食道炎になりにくいです。

1日の中で座る時間が長い人は、毎日ウォーキングを1時間すると良いでしょう。

有酸素運動により血流も良くなり、歩くことで腸が適度に刺激され、
蠕動運動が良くなります。

また、背筋を伸ばして歩くことを意識することで
前かがみの姿勢もよくなり、胃酸が逆流を防いでくれます。

・お酒を飲む

アルコール類のお酒は、胃と食道の間に胃の内容物や胃酸が逆流しないように
弁の役割をしている括約筋の筋肉を鈍くする働きがあります。

アルコールを摂取することによってコレシストキニンの分泌を増加させるので
括約筋を緩めて緩めてしまい胃酸逆流を助長しています。

アルコールはそれに止まらず胃酸の分泌を増やしたり、胃の粘膜を傷つけたり、
胃そのものの働きを抑制すると言った事も起こりますので逆流性食道炎を
発症させる原因、引き金の温床といえます。